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ワイン造りにもイノベーション!エリクソンのIoT最先端技術紹介

2017/12/04 IoT活用事例製造業
株式会社富士通マーケティング

株式会社富士通マーケティング様より,IoTを利用した生産分野における生産性向上に関するコラムの御紹介です。


ワイン造りにもイノベーション!エリクソンのIoT最先端技術紹介

IoTテクノロジーでさまざまな「モノ」がインターネットを通じてコネクトされるようになり,そのメリットは製造分野や生産分野でも発揮されるようになってきました。今回はエリクソン社がドイツのワイン製造業界とともに開発を進めている,IoTシステムについて紹介してみましょう。

IoTシステムの仕組みは?

2015年にエリクソンが開発を発表したIoTシステムでは,手間暇を最小限に抑えられるようなイノベーションが導入されています。システムの基盤となるのは20個のソーラーパワーセンサーで,これらを5つのIoTゲートウェイとコネクトし,気温や湿度,土壌環境や日照状況の追跡がグッと簡単になりました。

これにより水や肥料が必要な場所やタイミングを正確に把握し,不必要な肥料や水を減らすことで,生産側のコストカットを実現。また,収穫時期が明確になることで,「タイミングを逃してしまったのでワイン造りに適さない」として廃棄されてきたぶどうの量も減らせるのです。

いつでもどこでも管理できるというメリット

野菜や果物を育てる農家にとって,大変なのは「作物の管理を365日,24時間体制で行わなければならない」ということ。
こういった作業も,IoTテクノロジーを導入することで正確な状況が一度に把握できるようになれば,その日の作業分担も効率的に行えます。例えば,朝,全エリアの状況をアプリで確認し,「今日はエリアBとエリアEに水をやり,肥料はエリアAに追加」などと,予め予定を組んでから作業に取り掛かることができるわけです。

生産業の未来に希望を

農業に限らずさまざまな生産業の分野で,IoTはこれからも大きな革命を起こし,「効率化」や「コストパフォーマンスの向上」といったメリットを生み出すと考えられています。今回紹介した,最先端技術を取り入れたイノベーションが成功例となれば,今後の生産業の未来に,希望を与えるきっかけになるのではないでしょうか。

<出典:株式会社富士通マーケティング様(https://www.fujitsu.com/jp/group/fjm/mikata/column/manufacturing/001.html)>